こんにちは
二児の父シュウです。
本日のテーマは「家計改善」です。
「家庭の経済状況を改善するために様々な取り組みをする」というものですね。
子どもが産まれると家の経済状況が一変します。
特に「出産をした配偶者の仕事状況が変化したことによる収入の減少」や「人が1人増えることによる出費の増加」など家計が苦しくなる出来事が多くなります。
実際、読者の皆様も出産前から子供服の用意やベビーカーの用意など出費が増えたなと感じることも多かったでしょう。
そこでお金を用意する時に考えることとしては、「お小遣いを下げる。」「旅行を我慢する。」「シャワーを我慢する。」といったことかもしれません。しかし、楽しみを我慢するのは嫌ですよね。私もそんな節約は辛いです。
では、「お金が必要になる中で我慢をしない節約はどんなものなのか」といったところを詳しく解説していきましょう。
子どもにかかる費用
まず最初に整理したいのは「子どもにかかる費用っていったいいくら位なのか」ということです。
子どもにかかる費用を考える時に、「教育費」と「養育費」に分けて考えることが多いです。
教育費とは、保育園や幼稚園、小学校に通うためにかかる費用のことで、習い事をさせるための費用もここに入ります。養育費の中にまとめても良いのですが特にお金がかかる部分ですので別で書きます。
養育費は、服や食事など生活に必要な費用のことです。他にも娯楽費や病院に連れて行った時にかかる通院費なども含まれます。
教育費
子どもにかかる教育費は各世代によって変わります。また、公立学校に通うのか、私立学校に通うのかによっても変わります。小学校から大学までの教育費は以下のようになります。
公立学校のみなら約730万円、私立学校のみなら約2060万円になります。教育費が子育ての大きな割合を占めるということも納得ですよね。
養育費
次に養育費が各世代でどの程度かかるのか確認してみましょう。養育費は以下の表になります。
養育費だけで2000万円。くらくらしてきますね…。自分は今までそんなにお金を使わせていたのかと親に感謝してしまいました。
ただ、このまま2000万円かかることを知って終わってしまっては家計は厳しくなるだけです。家計を改善することでこの2000万円をなんとか用意していきましょう。
「家計改善」について考える
固定費を抑える
家計改善をする時にまず手をつけるのは「固定費」です。
「え?電気をこまめに消すとか、シャワーの時間を減らすとかじゃないの?」という声が聞こえてきそうですね。
でも…、シャワーの時間を減らすとかきつくないですか?子育てで疲れた体にシャワータイムは大切だと思うんです。
我慢が多い節約は厳しいですので、私がおすすめする節約は、「日々の生活の質をあまり下げない節約」を推奨します。その一つが「固定費」の削減です。
(携帯)通信会社の見直し
固定費でまず最初に手を付けてほしいのが、通信料金です。
大手通信会社「ドコモ」で料金シミュレーションをするとデータ無制限プランで月7315円でした。スマホを契約すると大体5000円~7000円ほどの通信料がかかることになります。
これを「日本通信シム」に変えます。
日本通信SIMの30ギガプランに変更すると月2178円になります。
スマホを利用する人の月額使用ギガ数は平均11ギガ程度ですので十分な通信料です。ちなみに私は通勤中にYouTubeをかけながら(40分ほど)ですが、大体13ギガ程度で収まっています。
通信会社を見直すだけで3000~5000円ほどお得になりました。これは1人の節約額なので夫婦とも通信会社を見直せば月1万円の節約ができることになります。(年12万円)
これは大学卒業までの22年間で264万円の節約になるため、ぜひ通信会社の見直しは検討してほしいです。
保険を見直す
次に見直してほしいことが「保険料」です。ここでいう保険料は「民間保険」です。
またここで私の話になりますが、私は保険に月8万円(夫婦2人で)払っていました。私が死んだら2500万、妻が死んでも2500万の保険でした。さらに積み立て機能もついているタイプで30年後には積み立てた2000万が2300万になる保険でした。
このタイプの保険を「掛け捨て保険」に変えてみるとどうなるでしょうか。
ライフネット生命の見積もりをしてみると30歳、2500万円の補償内容で月の支払いが月2300円となりました。
2つを比較すると積み立てタイプの保険は2人で月8万円(年間96万円)
掛け捨て保険は2人で月5000円(年間6万円)
年間で90万円の節約になります。22年間で1980万円の節約になるため、通信費と保険料の見直しで養育費の捻出が完了してしまうのです。
家賃を見直す
固定費の見直し最後は「家賃の見直し」です。
ところでみなさんは家賃の相場と言われてどのくらいを想像しますか?大体「収入の3割」なんて聞いたこともあるのではないでしょうか。
手取りが25万円なら、家賃は7~8万円程度です。ただ「収入の3割」は固定費として払い過ぎです。収入の3割というのは家を借りる時に大家さんや保証会社が「返せるだろう」と判断する額であり、収入の3割で家を借りると高すぎる可能性が高いのです。
そこで家賃として設定してほしいのは「収入の2.5割」になります。手取り25万円なら6万円を家賃に設定します。元の家賃から1万円程下げた額を家賃に設定していくことが望ましいです。
そうすることで、1年間で12万円の節約、22年間で264万円の節約になります。
固定費を下げると養育費のカバーができます。
ここまで家計改善について考えてきました。
通信費の見直しで22年間264万円
保険の見直しで22年間1980万円
家賃の見直しで22年間264万円
トータルで2508万円の節約が22年間で達成することができます。
もう一度最初の養育費と教育費がどの程度かかるかの画像を見直しましょう。
養育費は子ども1人約2000万円だったので、固定費の節約のみで養育費をカバーすることができました。
さらに全ての進路を公立学校にしてしまえば2600万円なので教育費+養育費もカバーすることができるのです。
パパのお小遣いを減らしたり、家族の楽しみを削除したりするとさらに節約をすることは可能でしょう。しかし、楽しみから削るとストレスも溜まるでしょうし、節約が辛いものと感じてしまいます。
できる限り日常に影響が出ず、1度やってしまえば効果が長く続く節約である固定費の削減から取り組んでみて下さい。パパとして育児ももちろんですが、家計改善をして家庭を守れるようにしていって下さい。
そして、家族からの信頼をさらに高めていき楽しい子育て生活を送って下さい!
シュウブログでは、子育てで忙しい新米パパも簡単にふるさと納税ができるお得情報も書いていますので他の記事もぜひご覧ください。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
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